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北海道札幌市の外国人のVISA(ビザ)・在留手続きのコンサルタント、 行政書士わいずみともみ事務所 / WAIZUMI Immigration Consulting Officeの和泉知美です。
米国非移民ビザの申請、ロシアのビジネスビザの申請と、ビザ(査証)の申請のご依頼が続いています。
ここでいうビザとは☝️
出入国在留管理局に申請する、日本に在留するための外国人の在留資格のビザではなく、外国に渡航する際に、各国の政府が与える入国のための事前審査証となるビザ(査証)のことです。
日本人は、海外に行ったことがある人でも、ビザを申請したことがないという方も多いのではないでしょうか。
日本のパスポートは世界最強と言われていますが、その理由は、ビザ無しで行ける国の数が世界一だからです。
世界227の国と地域のうち、なんと、190ヶ国。
パスポートさえあれば、わりと気軽に海外に行けちゃうのが当たり前の国、日本に生まれ育っていると、ビザ無しで海外に行ける有難さを感じませんでしたが、世界の国の中では、どこに行くにもビザが必要な国もあるのです。
今回の、米国非移民ビザ申請のご依頼者のように、日本に在留する外国人が海外に行くときは、その方の国籍や渡航目的により違いがありますが、ビザ(査証)申請が必要になることがあります。
米国ビザ申請
一般的に、米国に入国を希望する外国籍保有者は、まず一時滞在のための非移民ビザ、または永住のための移民ビザのどちらかを取得する必要があります。
ですが、ほとんどの日本人は、ビザ免除プログラムにより、ビザなしで米国を訪問することができます。
ビザを取得する必要はないのですが、電子渡航認証システム(ESTA)を介して承認を得る必要はあります。
ESTAによる申請は、コンピューター(パソコンやスマホ)を使用して、比較的簡単に入力を済ませることができます。
一方、ビザ免除プログラムの対象とならない国籍の方は、ESTAによって簡単に米国に行くことはできず、事前のビザ申請が必要になります。
今回のご依頼者はタイ国籍の方でした。ビザ免除プログラムの対象ではなく、事前の非移民ビザ申請が必要ということで、申請のサポートをすることになりました。
●ビザ免除プログラム対象外の国籍の方が、札幌で非移民ビザを申請するときの流れは以下のとおりです。
① オンライン申請書(DS-160)申請書を作成する。
こちらの入力には、ご自身のこと、家族、職歴、訪問先など、様々な情報を入力する必要があります。
2019年5月31日より、過去5年間で使用したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)アカウントの申告も必要になりました。
テロ対策のため、入国審査を強化するのが目的だそうです。
入力には1時間~1時間半ほどかかります。
日本語が表示されるメニューもありますが、PCによっては日本語が表示されなかったりするようです。
② ビザ申請の書類の準備
渡航目的によって準備する書類は異なります。
必須書類は、外国籍の方であれば、日本での在留資格を証明する在留カードや過去10年間のパスポートの写し、証明写真など。
補足書類としては、滞在費の支弁能力を証明する書類など、目的に応じて準備します。
日本語で書かれたものは英語の訳文が必要です。
③ 申請料金の支払い
Pay Easy、オンラインバンキング、クレジットカードで支払うことができます。
今回、私は、Pay Easyで支払いました。
④ 面接の予約
オンライン上で領事のインタビュー(面接)を受ける日を予約します。
⑤ すべての申請書類の郵送
面接予約が完了すると、領事館からレターパック(ライト)が送られてきます。
すべての申請書類を入れて郵送します。
⑥ 領事の面接
と、ここまでけっこうな時間と手間がかかります💦
DS-160オンライン申請書は、基本的には英語で書かれていますし、英語で入力します。
初めて申請する方や、英語に自信がない方はちょっと苦労するかもしれません。
外国語で(日本語も)表示される機能も付いているには付いているのですが、表示されるのが遅くてイライラしてしまうかも😅
補足書類にしても、入管へのビザ申請と同様、必要かどうかはご自分で判断してください、というスタンスなので、判断に迷われる方もいらっしゃると思います。
米国ビザ申請(他の国のVISAも)のことでお困りになったら、当事務所にいつでもご相談ください❕
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