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北海道千歳市の外国人のVISA(ビザ)・在留手続きのコンサルタント、
行政書士わいずみともみ事務所 / WAIZUMI Immigration Consulting Office の和泉知美です。
昨晩は久しぶりにススキノに行ってきました。
9/6の地震に次ぐ北海道全域に渡る大停電により、一時はネオンが消え、観光客も激減し、いつもは深夜まで賑やかなススキノがひっそりとしているとニュースなどで聞いていたので、今はどんな様子なのかなぁ、と思いつつ向かったのですが、昨日はかなりの人手で、少しずつ以前のススキノに戻ってきているように感じました。
ただ、外国人観光客はあまりいなかったなぁ。。
道内のホテルでは、予約の6割がキャンセルになり、9割を超えていた客室の稼働率が3割ほどに激減して大打撃を受けているそうです。
観光客が戻るのにはもう少し時間がかかりそうですが、道産子パワーで乗り越えていきたいですね!
ところで、昨日ススキノに向かったのは、深夜酒類提供飲食店営業開始届の書類作成をご依頼してくださったお客様に、届出完了後の書類をお届けするためでした。
深夜酒類提供飲食店営業開始届出は、業界用語では「ふかざけ」と言われています。
飲食店を営むには、「飲食店営業許可」が必要なのですが、深夜12時以降も営業したい場合は、この「ふかざけ」の届出が必要になります。
お客様は何度か警察署に足を運び、チャレンジを試みたとのことですが、自身での書類の作成は難しい、、と断念されたそう。
この「ふかざけ」の届出は詳細な図面を提出しなければならないので、難易度が高いのです。
今回は、飲食店、風俗、ふかざけのプロの行政書士の先輩が助けてくださって、無事に届出を済ますことができ、お客様にも喜んでいただけました。
そして、冷えた美味しい生ビールと、身と旨味の詰まった大きな毛蟹をふるまっていただき、至福のひととき(*´▽`*)
ところで、行政に提出する書類には「許可」と名のつくものと、「届出」と名のつくものがあります。
「許可」には、例えば、飲食店営業許可、建設業許可、外国人の在留資格認定証明書交付申請や運転免許などがあります。
「許可」とは、法令等によって一般的に禁止されている行為を特定の場合に解除し、適法に特定の行為をすることができるようにすることをいいます。
例えば、自動車は運転免許のない人は運転することができませんが、道路交通法で規定された要件を満たした上で申請し、許可を受けることによって、運転免許証を取得し、公道を運転することが出来るようになるのです。
「届出」は、行政に対し一定の事項を通知することをいいます。
今回の、深夜酒類提供飲食店営業開始届も「届出」ですし、外国人関連で言えば、住居地を変更したときの「住居地の(変更)届出」や、外国人が転職した場合に必要となる「所属機関等に関する届出」も「届出」です。
「許可」と「届出」の違いを簡単に言うと、「許可」は行政の判断により「不許可」になることもある。
「届出」には行政の判断はなく、法令に定められた形式上の要件に適合していれば、行政に到達したときに完了になる。
届出は、求められる必要書類を完備して提出し、それが受理されればそれで終了です。
ですが、そもそも求められる書類を準備できなければ、受理はされません。
「届出」は一見簡単そうに思えますが、「ふかざけ」のように詳細な図面が必要となるときは、そもそも、行政が求める書類を準備することが難しいのです。
札幌中央警察署に届出をしに行ったときのこと。
隣の椅子では飲食店関係の方が警察署員から、図面についてあれこれといちゃもん(指導)をつけられていました。
「難しいんだったら、行政書士に頼んだほうがいいですよー。」
警察が行政書士への依頼を勧めるんだよ~、と聞いてはいましたが、本当に言うんだな~~と妙に感動した一幕でした(笑)
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